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さささ 和晒 ミシン目入りロール 7m
武田晒工場さささの作品について
和晒を目にすることはほとんどなくなった時代かもしれません。ガーゼとか、染めると手拭いになり染晒しと言います。麻も有名ですが、この晒も、綿布として、真夏に欠かせない生地でした。柔らかい肌触りが、真夏の暑さを忘れる風情のある装いでした。その和晒とは? 織りあがった綿布を大きな釜に入れ、4日間じっくり焚き、精錬と言う不純物を降り除く作業と水洗いを繰り返す、とても、とても手間がかかったものなんです。余分な圧力をかけないため繊維の断面が円形を保ち、ふんわりとした肌触りの良い生地に仕上がります。江戸時代、大阪・堺の毛穴町では石津川に沿って染色整理加工場が並び綿布を漂白し、色鮮やかに染められていたそうです。和晒が広がったのは江戸時代中期、綿花栽培が盛んな南大阪から運び込まれた天日干しにしていました。この武田晒工場も、この堺毛穴町にあります。まさに、江戸時代から続く伝統を守る、現代でもその良さを伝える方々なんです。和晒に戻すと、このさささの和晒は、食器用ふきんや料理に使う時には、蒸す、濾す、水を絞る等、熱に強く、破れたりせず、キッチンの周りに置いておけば、この万能選手は使い方は多彩なので、形の種類が様々です。1枚1枚別になっているものもあれば、ミシン目の入ったもの、ロールになっているもの等、調理だけではなく、掃除用具にも。使い込んで、また、煮沸消毒して、洗ってまた使えます。江戸時代からエコ生活だったんですね。
武田晒工場は、伝統技術を後世に残すため、時代に即した新技術を導入し、従来よりも「少ない薬品」「少ない水」「少ないエネルギー」で加工しています。この新加工技術で作られた晒布「エコ晒」は薬品による影響が少なく、乳幼児や敏感肌の人にも優しい安全な晒布として評価されています。和晒の可能性をぜひ体感してください。
商品詳細
サイズ: W35.0cm x 7m x 6.2 cm / W13.7 x D2.4 in Roll 7m
材質 : Cotton 100%
品番 :9884-599-0026
原産国 : Made in Japan
使用上の注意
約30回繰り返し使用できます。細菌の増殖を防ぐため、定期的な煮沸消毒をおすすめします。
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