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錦山窯 朱地絵金彩 丸徳利

セール価格₭36,664,000.00 LAK

錦山窯は、石川県小松市高堂町にある九谷焼上絵付を専業とする窯元です。1906(明治 39)年に初代吉田庄作がこの地に開業して以来、およそ 110 年の間、窯の火を絶やさずに作陶を続けてきました。17世紀に加賀藩の御用窯として発展した九谷焼は、五彩を駆使した色絵や金彩をあしらった金襴手など、細やかで絢爛華麗な絵付を特徴としています。明治時代には「ジャパンクタニ」と称されて海外にも広く輸出され、その技術や造形美は世界中から高い評価を受けてきました。錦山窯では、九谷が育んできたさまざまな技法を受け継ぎ、現在の作陶に活かしています。なかでも、錦山窯が得意とするのは、金彩の技法です。彩色金襴手に長けていた初代から代々、金を使った絵付を特徴としてきました。三代美統は「釉裏金彩」の技法を高め、国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けています。そして四代幸央は伝統の技を継承しながら、時代に合った新しい彩色金襴手の表現を模索して日々研鑽しています。

朱地絵金彩 丸徳利

プロダクトデザイナーの吉田守孝を迎え、うつわそのもののかたちにこだわり製作した酒具シリーズです。柳宗理のもとで長年学んだその手法は、模型を作ってひとつひとつのかたちを実物大で検証し、使いやすい造形の美しさを追求。何度も素地師と打ち合わせながら作り上げていきました。 職人とデザイナーが一緒に古作を掘り起こしアーカイブ制作を行いながら、その作業過程で継承したい技法や表現について意見交換を行い、多様な伝統技法と意匠の中から上絵を選定しました。
これらのアイテムは、近年使われなくなった「テレピン叩き」という手法に取り組んだ朱地草花文シリーズ、錦山窯の特徴である金彩を盛り上げる「金盛」の技法を使ったシリーズなど、九谷らしさが色濃く出たものとなりました。 ※手作業で製作している為、画像と多少の違いがございます
※電子レンジ使用不可
※大変繊細なつくりとなっておりますので食洗機のご使用はお控えください

Size: Φ7.5 x H13.0 cm / Φ3.0 x H5.1 in
BOX SIZE : W16.5 x D10.0 x H10.0 cm / W6.5 x D4.0 x H4.0 in 
Weight: 284 g / 0.6 lb
Material :  Porcelain
Product NO:
Origin : Made in Japan