



美濃焼 兵山窯 プレート 直径26.5cm
兵山窯さんの作品について
使い続けていると少しづつ風合いが変わってくる、という。時と共に自分と寄り添ってくれているような器。茶道の世界では、これを「景色」と呼んでいたそうです。長い歴史の中で生きてきた技法は「錆かいらぎ」というもので、釉薬が焼成時に溶けきれずに縮み、ちじれて粒状になった部分に錆ごす(青い色の顔料である呉須(ごす)と鉄で絵付したもの)を塗って作られた陶磁器です。常々思うのは、こういう技法は偶然なのか、、、もしくは、試行錯誤された方々がいたのだと想像すると、その執念と探求心に感服します。「かいらぎ」の語源は、釉薬の残りが梅皮の模様に似ていることに由来しています。この錆落としは、白化粧や錆呉須塗りなど、多くの手作業の工程を経て作られています。
兵山窯は、その歴史をさかのぼると、織田信長に器を献上し、その技を讃えられ羽柴の姓をもらった、なんていう凄いエピソードが出るような窯元ですが、この作品のように、普段使いとして毎日、毎日使っていくのが本質だと思いました。殿様に献上するほどの窯元の器を現代は普段使いで使える。贅沢品が大衆へ広がって、生活が豊かになっていった日本がそこにあるように思います。兵山窯は、その証だと言っても過言ではないと思います。
土の種類や釉薬、焼成時の炎の状態などにより窯ごとに器の表情や色合いが変わります。
使い込むほどに変わっていく変化もうつわの楽しみ方のひとつとしてお楽しみください。
お使いなっている携帯やPCの環境により、サイト上の色合いや雰囲気が異なりますことをご理解いただけますと幸いです。
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